ずっと昔に作っていたらしい解説画像があったので、ここに供養します。
記憶だけを頼りに記事を作ります…。
目次
jubeat analyserについて
jubeat analyserとは、PC上で動作するjubeatシミュレータ。
譜面データ(と楽曲データ)を読み込んで、キーボードでプレイしたり、譜面動画を作成したりできます。
jubeat analyser本体のダウンロード等は以下から。
この記事は、公式譜面をもとにして、
譜面データを作成する方法について解説します(自己流含む)。
譜面データの仕様
テキストファイル。拡張子は.txt。文字エンコードは「Shift-JIS」推奨。
使う形式は1行形式。
16分までに対応できて、譜面作成がスピーディに行えます。
ただ、最近(prop~)の譜面は、3連符や32分以降が多くなってきて、ちょっと厄介かも?
デフォルトでは、①⑤⑨⑬が4分に相当、③⑦⑪⑮が8分相当、偶数が16分相当。
譜面データのyuisin仕様
私独自の方法もメモします。
・「□」の変換が面倒なので、「 」(全角スペース)で代用。
Emeditorなど一部のエディタは、全角スペースを可視化できるオプションがあります。
・私は丸数字の変換が面倒なので、「1~9」(全角)と「10~16」(半角)で使っています。
・3連符が登場する譜面は「あいうえおか」(6分の場合)など、ひらがなで対応。
6分の場合「あ」は「1」と、「え」は「9」と等価。
▼私が使っていたテンプレートファイル。素材配布のページからもDLできます。
140202_analyser_template
譜面起こし 下準備編
▼譜面起こし環境。動画プレイヤーとテキストエディタを横並びにしています。
▼テンプレートに必要項目を記載。o(オフセット)とt(BPM)は頑張って調査しなければなりません。
空白の小節を大量に作っておき、その隙間を埋める方法を用います。
ゼロから作成する方法では、空白を表す「□」や「 」を入れる作業が面倒なので…。
▼大量に作成。この場合、7行で1小節として、550行で約80小節くらい?
実際の譜面起こし
やることは単純なので、注意すべきところをちらほらメモ。
前項でコピーした小節(全空白)から、ノートのある場所にタイミングの数字を置く。
▼8分ベースの譜面の場合、「1,3,5,7,9,11,13,15」を主に使う。
▼「//」で始まるところはコメント。メモが残せる。
「現在地は楽曲のどこどこ」をメモしておくと便利。
▼1小節のうち、同じパネルにノートが複数回出現する場合は、ブロックを2つに分ける。
譜面を作ってて違和感があるのが、アウフタクト。
小説で管理している都合上、しかたがないのですが、配置の途中で譜面がぶった切られます。
…
▼最後まで譜面を起こして、余り小節があった場合、最後から下部分は削除。
逆に、小節が足りなくなったら、またコピペして空白の小節を大量に生成します(区切り線「–」をよく忘れてたなあ)
実際のanalyserでの再生
譜面作成が終わったら、jubeat analyserに読み込ませて再生確認します。
というか実際には、少し譜面を起こして少し再生確認、また少し譜面を起こして…という繰り返しです。
そのほうが、ミスがあった場合対応しやすいので。
▼譜面ファイルを開いた状態。総ノート数・最小縦連間隔などをチェック。
▼誤りがなければ、譜面ファイルにノート数を追記します(必須ではありません)
▼ちなみに、「アウフタクト」の項で述べた16分3連は、こう表示されます。
最小縦連間隔について
同じパネルを複数回叩くとき、最低限空けなければならない間隔。
公式では、おおよそ1034[ms]、ざっと1秒程度に設定されているようです。
【つまり】
同じパネルを複数回叩くときは、最低1秒は空けなければならない。
EDITの場合は結構な注意を要するものですが、
公式譜面の場合ですと、「もし1秒以下があれば、譜面起こしのミスがある」程度に捉えておけば良いかなと。
最小縦連間隔について、詳しくは、jubeat analyser作者さんの解説ページをご参照下さい。
▼該当の箇所を探してみると、8分5連の空白で、[1]パネルを2回叩く箇所がありました。
jubeat analyser作者さんの調査でもありましたが、縦連間隔1033~1034msの譜面がやたらと多いのは何なんだろうね…。
おわり
おわり。
このあと、引き続きjubeat analyserを使って動画を作成することになります。
→jubeat analyser を使った譜面動画作成[1]
この記事の制作にあたり、作成した譜面ファイル・動画も置いておきます。
コメント
いつも参考にさせていただいています。
譜面研究動画の方でも何度も観させていただき大変感謝しております。
突然で申し訳ないのですが、現在jubeat analyserで創作譜面を作成しておりまして、どうしても分からない部分が2つもありお力を貸していただけると幸いです。
1つ目は、オートプレイ時に判定エフェクトを表示させているのですが、特定のノーツだけ判定エフェクトを表示させない場合、どうすればよいでしょうか?
その箇所のノーツだけミス扱いにしたいのですが、譜面のメモの方を弄るのか、あるいはソースの方を弄るのかが分からず困っています。
2つ目は、ノーツを押す順番を示してくれる数字付きで作成しているのですが、上記と同じように特定のノーツだけ数字を表示させない方法はございますでしょうか?
お時間のある時で構いませんので、どうかyuisin様の知恵をお貸ししていだたけると幸いです。
こんにちは。
頂いた質問について、いろいろいじってたら実装できてしまいました。
以下に方法を載せます…が、完全に我流なので、この方法で正しいか分かりません、
もしかするともっとスマートな方法があるかも…。
ちょっと長くなりましたがご参考まで。
譜面ファイル・ソース(playmovie)、双方の修正が必要になります。
【概要・考え方】
ミス扱いにしたい「特定のノート」の扱いですが、
私が流用したのは、特定のノートのみマーカー画像を変更する「*■/n」設定です。
譜面ファイル側では、そのノーツを「*あ/3」などとしてノート画像を使わせる。
そして、ソース側で、3のノート画像が出現した場合、「数字を描画しない」「エフェクトをミス扱いにする」などの、専用記述を置きます。
※この時点で、marker3.jpgの色分けは使用不能になります。marker3は「あ」描画専用マーカーとなるため。
【譜面ファイル側 修正】
ミスさせたいノーツだけ、もともとの丸数字などから「あ」などの専用文字に変更(もちろんタイミング定義も必要)、
なおかつ小節の頭に「*あ/3」を記述して画像も専用マーカー扱いにする。
丸数字のままだと、それ以後のノーツ全部に反映されるみたいなので、専用の文字が良さそうです。
【ソース側(playmovie) 修正】1074行付近 ※行数はズレてるかもしれません
画像種 「mtyp = mtype(i,j)」 を読み出す直前あたりで、
適当な専用変数を用意し、「ismiss=0」 のように宣言&初期化。
mtypを読み出したあと、「mtype(i,j)==3」をトリガーにしてスイッチオン(ismiss=1)
この ismiss で命令ONOFFを切り替えることになります。
(ismissをONにするifの中で「mtyp=mtype(i,j)-3」をしておけば、マーカー画像がデフォルトと一緒になります)
【1つ目の対応】 1729行目前後
「if (autoplay){」 の中にある「hantei(i,j)=4 //全パフェ」
この直後に
「if (mtype(i,j)==3){hantei(i,j)=0}」
とすれば、ミス扱いになります(デフォルトでは hantei(i,j)=0 がミス相当)。
【2つ目の対応】 1108行前後
数字を表示する本体は 「○○mes a1timingstr(onebuttonindex(i,j))」です。
alignmesとalignemes2つあるので、これらの前後を丸ごと 「if(ismiss==0){ 」でくくればOKです。
【補足1】
この方法だけだと、コンボが切れず継続してしまいます。
コンボを切るには、「1つ目」の少し下にある「event_h(event_h(0)) = 4」付近が怪しいのですが、仕様が分からず修正できていません。
【補足2】
「1つ目」「2つ目」の両立はできましたが、それぞれ独立して実装はできていません。
【補足3】
mtypは4以降の数字を使いたかったのですが、全体的な変数宣言からやりなおし(配列の枠を拡大)なので諦めました。
marker3を犠牲にして既存の3を使っています。
【補足4】
お察しの通り、同時色分けなど、マーカー画像を使い分けている場合は、単純には対応できなさそうです。
コメントが遅くなってしまい申し訳ございません。
上記のご説明を読んだところ、特定のノートだけ数字をつけない設定をする場合、同時押し色分けとは両立できないという事ですね。
パソコンに無知なので、ソース等を改変すれば大抵のことは出来ると思っていたのですが、中々そうはいかないみたいですね・・・
現在作成している譜面は諦めて違う譜面を作成してみようと思います。
ご丁寧に詳しく説明していただいてありがとうございました!
恐縮ですが、もし宜しければまた何か分からない事があった際に教えていただけると嬉しいです。