ダンレボ(以下、DDR)では、高難易度になるにつれ、より動きを小さくして体力・脚力消耗を抑えるための「コンパクト踏み」が重要になっていきます。
2記事にわたって、コンパクト踏みの私なりの考え方を書いていこうと思います。
※ここではSINGLEプレイについて扱います。考え方は同じですが、DPは複雑になるので割愛。
※必須スキルではありません。例えば、つま先踏みオンリー(動きは大きくなる)の上級プレイヤーもいます。
※さらっと書いてありますが、慣れには相応の時間を要します。少しずつ意識して踏んでいるうちに、体がパネルの場所を覚えてくる、という感覚ですね。
私も日々修行中です。
目次
概要
- <前編>足のどの部分で踏むか ←今この記事
- <後編>パネルのどの部分を踏むか
の2つの観点から考察します。
超ざっくり言えば、「足のより近いところを使って」「パネルのより内側を踏む」と言うことです。(←この1行でこの記事が終わります)
参考動画
この動画あたりが、捻りも含んだコンパクト踏みの参考動画として使えるかも。
3種類の踏み方
足の使い方には大きく分けて3種類があります。
すなわち、つまさき踏み・べた踏み・かかと踏み。
それぞれ、足の上部分、足全体、足の下部分を使う踏み方とします。
つまさき踏み <足の上側>
※便宜上、厳密につまさきで無くても「足の上部分」を使う踏み方を指すことにします。
べた踏み <足全体・足の真ん中>
かかと踏み <足の下側>
※便宜上、厳密にかかとで無くても「足の下部分」を使う踏み方を指すことにします。
Step1 足の使い分けをする
コンパクト踏みの第一ステップは、3パターンの踏み方を出来るようになるところ。
まず単純に、この矢印が来たらこう踏む、と単純化して、足の使い方に慣れます。
- 「↑」:つまさき(足の上部分)を使う
- 「←/→」:べた踏み(足全体)を使う ※←・→は「横矢印」と呼ぶことにします
- 「↓」:かかと(足の下部分)を使う
私は元々つまさきオンリープレイヤーだったので、「足全体を使って踏む」「かかとを使って踏む」というのが強烈に違和感がありましたね。
特に、↓をかかとで踏む、のはかなり慣れが要りました。少なくとも、数日で習得できるものではないです。
何というか、かかとを使うのって、腕で言えば肘打ちをするくらいの変な感覚なのよね。
さらっと書いてますが、ここが一番慣れを要します。身につくまで数週間~何か月か掛かりえます。
ここのSTEPで、「コンパクト踏み=足の動きを小さくする」、というのが、身をもって実感できると良いな
Step2 ←・→矢印の使い分けをする
パネルによって足の踏み方を変える、に慣れ親しんだら、もうちょい次のステップ。
横矢印は、直前の足の動きによって、踏み方の使い分けができます。
▼TYPE1:下から横矢印に「上がる」パターン。
この場合は、つまさき踏みで横矢印を拾います。
▼TYPE2:上から横矢印に「下がる」パターン
この場合は、かかと踏みで横矢印を拾います。
要するに、足の移動量が最小化されるように踏む、ということですね。
ここまでが、正面配置のコンパクト踏みの基礎。
足の移動量を抑える、という考え方は、次節の「捻り配置」でも同様です。
…この辺が無意識に出来るまでは、また時間を要します。
Step3 捻り配置をコンパクトに
※捻りは特に、Step2までの踏み方に完全に慣れ親しんでからにするのがオススメです。
…ちゃんと慣れ親しんでいないと、捻りまで意識する余裕はない、というのが正確かな。
つまさき踏みのパターン
下軸ビジステの先端部分は、つまさき踏みで回収する。
元々つまさき主体のプレイヤーだとすれば、おそらく違和感なく踏んでいると思います(私もそうです)。
かかと踏みのパターン
問題はかかと踏み。
捻りのかかと踏みは、Step1の↓パネル以上に、パネルの場所・感覚が分かりづらく、習得が難しいです。
かかとを使っているからか、体の死角になってるか分からないんだけど、どこ踏んでるか分が非常に分かりにくい…。
コンパクトを意識すぎると、普通に真ん中の金属を踏んじゃう。
▼上ビジの先端部分(下図でいう←パネル)。ここをかかと踏みするのが難しかった。
最初は大げさでもいいので、かかとで拾うこと(だけ)を意識する。慣れてきたらよりコンパクトな動きにブラッシュアップしていく、という形でやってます。
↑私の現状。今でこそ踏み外しは減りましたが、パネルのど真ん中を踏んでるので、まだ改善の余地はありそう。
▼あと、下ビジから戻ってくるのも、かかと踏みです。こっちはさほど問題ではないはず。
おわりに&補足
Q.「↓」パネルとかを踏み外すんだけど
A.慣れです
コンパクト踏みを意識しすぎるあまり、踏み外してのミスは、しょっちゅうあります。
足が届かなくて、真ん中の金属部分だけを踏んでいたり、センサーが反応しなかったり、こういうのはよくあります。
回数をこなして慣れていき、パネルの場所を文字通り体で覚えるまで、たくさん練習するのが一番かなと。
捻り発狂になると、私も普通に踏み外しがあるからねえ…踏み外し対策は私が教えてほしいくらい。
「コンパクト踏み」。習得すれば高難易度の体力消費を抑えられるんだけど、そう、こうやって文章に書くのは簡単なのよ…。
言うは易く行うは難し、という典型例ですね。
後編の「パネルのどこを踏むか」も併せて、参考になれば幸いです。