【DDR 2014】 <雑記> Over The “Period” という楽曲について語るだけ

この動画↓の中で、「オバピリについて書ききれない」という表現をしました。
ここでそれを文章化することで、その思いを消化したいと思います。

※この記事では、当楽曲を「オバピリ」と表記します。

当時の攻略環境

DDR2014当時のイベント「Replicant D-ignition」のENCORE楽曲。

Great以下で即死になる制限付き楽曲として登場しました。挑戦条件は、実質的に6クレに1回。

ご存じの通り、ソフランが激しい曲で、ビギナーすらPFCを取得するのは困難。これを、楽曲の全容が明らかになっていない、本当にまっさらの状態から、各プレイヤーが挙ってオバピリの攻略に乗り出しました。

この厳しい条件の中、SP-BEGINNERとSP-BASICはPFC完走者が出現。SP-DIFFICULTも良いところまで行ったプレイヤーがいたものの、残念ながらイベントが終了し、通常ゲージでの解禁に移行してしまいました。

<関連動画>

個人的には、6クレに1回という条件が厳しすぎたので、せめて毎クレ挑戦に緩和されていたら、DIFFICULTも陥落したのではないかと推察しています(未確認ですが、DP-BASICも完走者は出なかったと思います)。

過去の”ATTACK PERFECT FULL COMBO”

Great1以下で即閉店のギミックは、以前にも存在しました。DDR X3(DDR2013のひとつ前)の、「LOVE IS THE POWER -Re:born-」という楽曲です。
足10という比較的低難易度で、ラスボスというよりもおまけ楽曲という位置づけが強かったです。(と言いつつ私はPFC出せなかった)

<関連動画>

MAX.(period) について

オバピリを語るうえで欠かせないのが、MAX.(period)という楽曲の存在。オバピリは、このperiodを「超えるもの」というアンサーソング的な位置づけになっています。

MAX.(period)の初出は家庭用DDR EXTREMEで、当時の最高難易度楽曲として収録されたらしいです。

DDR EXTでの登場とその位置づけ

当時のことは私は知らないので、ググりながらの情報。

この楽曲は、当時(※)の2MB(U1-asami)氏が、どんどん高速化する楽曲に対する警鐘として作成した楽曲。後半は、BPM600という超高速で譜面が降ってきます。

楽曲内で出てくる問いかけ「Why do you need KONAMI ORIGINAL songs?」が印象的ですね。

“period”は、終了などを意味する「ピリオド」で、実際にDDRの終了を意識して作られた楽曲のこと。現に、AC版DDR EXTREMEは約3年間半という長い間、空白期間を迎えます。

そのあたりはニコニコ大百科などに書かれていますので、詳しくは省略。
https://dic.nicovideo.jp/a/max.%28period%29

※あくまで当時です。現在のU1氏は、DDRの高速化・高難易度化に肯定的な立場であると聞きました。

AC版への移植について

移植が望まれてはいたものの、MAX.(period)がACに収録されるのはDDRが終わるとき、という噂があり、なかなか移植は実現しません。TAG氏もそれについての言及をしており、スタッフ側もしっかり考えていたことが窺えますね。

うまい形でMAX.(period)をAC移植したものだと思いました。

ピリオドで終わらせず、オバピリという楽曲を提出することで、ピリオドを超えて次世代のDDRへ、という流れにもっていったのですね。

特に、Phaseを2段階に分けて出現させるという出し方は良かったですね。
第1段階では、ただMAX.(period)が出現するだけで、界隈をざわざわさせるのには充分な演出。

そして、”DDR”の終わるとき。

それからしばらくして、DDRの次回作として「DDR A」が稼働(2016年3月)。

狙ってか狙わずか、「DanceDanceRevolution」というゲームは、MAX.(period)の収録後に終了となってしまいました。

通常リノンと黒リノンについて

ジャケットでは、赤リノン(通常リノン)と黒リノンが手を取って向かい合っています。RDiの演出でも、黒いリノンが登場したシーンがあった…気がします。

リノンとそれを取り巻くシナリオについて、公式では深くは述べられていません。というかReplicant D-action/ignitionという名前すら由来が明かされてない。 …はず

リノンは何と戦ったのか、なぜ黒いリノンが登場したのか、そしてなぜオバピリでは手を取って向かい合ってるのか、プレイヤー各々の解釈にゆだねられますね。

私はそこらへん深く考えてない

そういえば、IIDXやSDVXにある、音ゲーのシナリオもろくに読んでないなぁ…

楽曲の略称

日本語ではしばしば「オバピリ」と略されますが、海外では頭文字を取って「OTP」と呼ばれているようです。最初なんのことか分からんかった。

yuisinのプレイ歴について

これを書いているA20 PLUS現在、選曲ランキングのトップ1に君臨していました。(補足:このランキングはA→A20→PLUSの合算値です)

主にDIFFICULT以下の、各譜面のスコア上げを頑張っていましたね。
EXPERTの挑戦は数えるほどで、CHALLENGEは1回あるかないかです。

結構頑張ったんですが、いまだにPFCの取れた譜面はありません。ビギナーが996k(2gr)まで行けたんだけど…。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする