「目を閉じると音ゲーのノーツが降ってくるアレ」に名前があった

「目を閉じると音ゲーのノーツが降ってくる!」

音ゲーをめちゃくちゃプレイした後だったり、
新しいゲームをプレイした後など、ゲーマーならたまに出くわす現象ですね。

この現象に名前が付いていたのでご紹介します。

目次

「テトリス効果」と呼ぶ

その名前は「テトリス効果」。
wikipediaによれば、思考が支配されるほどに、何かをやり続けてしまうこと、らしいです。

テトリス効果 – Wikipedia

視野の片隅で、あるいは目を閉じたときに、テトリス図形が落下していくのが見えることもあるだろう[1]。この意味では、テトリス効果は幻覚の一種である。

眠りについたときには、テトリス図形が落下していく夢を見ることもあるだろう[2]。この意味では、テトリス効果は、入眠時心像体験の一種でもある

この用語を作った人もきっと、テトリスをやりすぎて、目を閉じると流れ続けるブロックの山の幻覚に襲われ続けたのでしょう。

現実世界に音ゲーを見出す現象

自分が目にする景色に音ゲーを見出してしまう、というのもテトリス効果の一種ですね。

ここに載せるのは、有名な画像の例です。
中国の建物から雪が落ちてくる映像なのですが、
雪が落ちてくる姿がまるでビートマニアのように見え、話題になりました。

もうひとつの例。
くねくねした歩道の模様(点字ブロック)を見るとボルテに見える現象も、それですね。


画像元:「己」字カーブ続く点字ブロック、計画性のない設置に批判=南京


画像元:SVX日記 – 駅の点字ブロックがクネクネ

(本当は、赤と青のそれっぽい画像もあったんだけど、無くしてしまった)

こういうのをひっくるめて、「テトリス効果(Tetris effect)」と呼ぶらしいです。
「ゲーム脳」も近い意味を持つ単語かもしれませんね。

参考サイト
「テトリス効果」を使ってポジティブシンキング | ライフハッカー[日本版]

補足1:もう少し深い心理の概念?

この用語の厳密な定義は確認していませんが、「それのことをついつい考えてしまう」「幻覚が見えてしまう」ことそのものではなく、もう少し深いところにある概念のように感じました。

そのような状態になるまで脳の領域が侵食されている状態を指す、的な。

音ゲーを延々と遊んでしまうのも、「テトリス効果」のひとつかもしれません。

補足:「テトリス・エフェクト」について

なお、ゲームの「TETRIS® EFFECT | テトリス・エフェクト」は、ゲーム名の由来にこの現象を充てたものらしい、です。(同名の別物ではない、ということですね)

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