【DDR A20】 段位認定(とコースプレー)の仕様メモ

DDR A20より、念願のコースプレーと、待ち望んでいた段位認定が導入されましたね。
この段位認定、他機種や、かつて存在したコースとは異なる独特の仕様だったので、
備忘録としてメモを残しておきます。
(おもに段位認定についてメモ書きしています。情報は2019/04/01現在のものです)

目次

NONSTOPの基本仕様

専用モードがあるわけではなく、通常モードの中に組み込まれている。
1曲目にしか選択できない。
(ボルテIVのSkill Analyserに近いですね)

専用のゲージ「GAUGE(金色)」が用意されている。
これは、ゲージの増減が通常ゲージよりも少ない、段位用のゲージみたいです。
ゲージはIIDXの段位認定に近い気がする?

曲間のインターバルについて

休憩がありません。文字通りノンストップです。

曲ごとのリザルト表示 → ありません。
曲間のオプション設定 → ありません。
BPM表示 → ありません。
休憩 → できません。水も飲めません。

▼1曲目が終わる
▼2曲目の合図
▼2曲目が始まる

この間わずか0.2~3秒、歯向かうすべはない、まさに閃光。

(※実際には10秒あるか無いか程度はあります。しかし体感ほぼゼロ)

各曲の間で唯一できることは、左右キーでハイスピを変更できるのみです(後述)。

使用できるオプション・できないオプション

※オプション制限は段位認定のみ(要確認)

▼撮った画像を見ていましたが、こっそり「オプション制限」って書かれてるんですね(右中央)

段位認定では、一部のオプションが使用できません(または、設定しても反映されない)。
譜面に影響を与えるオプションは使用禁止のようです。

具体的には、以下のものが禁止です(要確認)。
・回転(LEFT,RIGHT,MIRROR,SHUFFLE)
・タイミング別カット(ON1, ON2)
・フリーズアロー(FREEZE OFF)
・同時踏み(JUMP OFF)

使用できるのは、以下のオプションです。
・矢印の速度(x0.25~x8.0) ←いわゆるハイスピ
・矢印の動き方(BOOST, BRAKE等)
・矢印の見え方(SUDDEN+, HIDDEN+等)
・矢印スクロール(REVERSE)
・矢印の色(RAINBOW, NOTE等)
・ステップゾーン(DARK)

ちなみに

ちなみに、段位認定時はゲージも専用の「GAUGE」となり、LIFE4やRISKYは使用できません。

ちなみに、eAmusement上で設定できる項目はすべて反映されます(矢印の形、ガイドライン、フィルター濃度など)

ちなみに、段位決定→難易度決定→プレイ開始 となるわけですが、「段位決定」と「難易度決定」のとき、オプション画面には二度入ることが出来ます。
一度目のオプション画面は、段位用のオプション画面(禁止オプションが変更不可)、
二度目のオプション画面は、通常のオプション画面(禁止オプションも変更できる。反映はされない)…になっていると思います。

↑分かりにくいね 不具合かもしれないし、修正される前に動画撮ろうか

ハイスピとBPM

ハイスピの変更方法

楽曲が始まった直後10秒ほどの間に、筐体の「◀[左]」「▶[右]」キーを押してハイスピを変更できます。

▼左右キーでハイスピを設定しているyuisin

変更幅は、プレミアムプレイ時はx0.25刻み…すなわち、
◀[左]ボタンで x0.25 遅くなり、
▶[右]ボタンで x0.25 速くなります。

(通常の楽曲プレイと同様ですので、詳細は割愛しています)

異なる点は、曲が変わってもハイスピが維持されることです。

ふつう ◀[左] ▶[右]キーで変更したハイスピは、その曲でのみ有効で、保存されません。
が、コースプレイ中は、次の曲のハイスピは前の曲のハイスピそのまま引き継がれます(リセットされない)。

(未確認ですが、たぶんコース全体が終了した時点でのみ、左右キーでいじったハイスピがリセットされるんだと思う)

BPMの扱い

BPMは、コース選択時に、「全体での最小BPM」~「全体での最大BPM」が確認できるのみです。

▼画像がさっきの使い回し。左上にBPMが表示されます。

IIDXやボルテのようにハイスピやスクロール速度が確認できないので、
現状では、各楽曲のBPMを覚えておいて、ハイスピを合わせるしかないようです。

曲の合間に、BPMをスマホとかで確認する時間も、ないと思う…。あってもギリギリだろうなあ。

…コナミさん、DDRにも、IIDXのようなBPM表示が欲しいです。

スコアの計算方法

4曲あわせて1つの曲とみなしたうえで、通常モードと同様のようです。

▼八段を遊んだときのスコア例

100万点/(4曲の総ノート数+4曲の総FA数) を1ノートごとの基礎点として、

Marvelous,OK → 基礎点
Perfect → 基礎点-10
Great → 基礎点×60%
Good → 基礎点×20%
MISS, NG → 0

(正確には、グレとグドも10点引かれるらしい)

楽曲の扱い

コースモード、段位認定は、4曲セットで1曲という扱いのようです。

▼ワークアウトで1曲扱いされています

(補足:[1]と[4]はコースモードのみプレイした日で、[3]は通常プレイ多め、[2]は混在。1曲あたりのカロリーが明らかに違いますね)

先述の通り、スコアも別々に保存されます。
そのため、コースプレーは4つの楽曲から構成される、「まったく別の1曲」と解釈したほうが良さそうですね。

旧作ではどんなコースモード?

DanceDanceRevolution X2/COURSEリスト – BEMANIWiki 2nd
(※詳しくはBEMANI wikiさんを参照ください)

コースモード自体は、DDR X3まで存在していました。

当時のコースモードは、スコアの計算式が通常モードと大幅に異なっていました。
Perfectの失点率が大きく設定されていたのを覚えています。

通常プレイのスコアとは別に保存されるのはA20と同様ですね。

通常のコースモード

A20で言う、NONSTOPに相当。

テーマに沿った、4曲~7曲程度から構成される一連のコースモードをプレイします。
難易度は「NORMAL」「DIFFICULT」のふたつから選択可能。
譜面難易度は、設定されたもので固定です。
(例えば、EXPERTのみのこともあれば、EXPERTとDIFFICULTが入り交じるコースもある)

6曲以上で構成されるコースは、ライフ制でのプレイになります。

ライフは、NORMALは8個、DIFFICULTは4個。
8LIFE制は、コースのNORMAL難易度でしか見られない貴重なゲージだった覚えがあります。

1曲クリアすると、ライフがひとつ回復します。

ドリルコース

A20で言う、段位認定に相当。

「DANCE DRILL」という名前で、DDR X2まで存在していました。
4曲を休み無しで完走するモード。
ゲージが減りやすく、回復しにくい仕様だったと思います(うろ覚え)。

Lv1~Lv15まで存在。
最高レベルのLv15は、足18を4曲連続で踏ませるという、鬼のような難易度でした。

DDR A20でも、いずれそのような難関コースが出現するのでしょうか…?

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