[REFLEC BEAT] groovin の譜面再現について

140615_rb_groovin.jpg
REFLEC4作目、groovin’!!が稼働しましたね。
それに伴い、バーティカルオブジェクトという新しいオブジェクトが搭載(以下、VO)されました。
IIDXを始めとした他の音ゲーのように、オブジェが固定位置にまっすぐ飛んでくるという、まさにリフレクの常識を裏側から覆すようなオブジェクトですね。
再現する側からすればただ迷惑なだけのこの新オブジェクト、
再現するにあたって、整理譜面のシステムを少し変更したので、ここにメモしておきます。
非常にどうでもいいけど、発音的には「バーティカル」じゃなくて「ヴァーティカル」の呼び名の方が良かったんじゃね。パーティカル(Particle)との混同もなくなりそうだし。
(Vertical : 垂直の、縦の、といった意味)
▼これの前身となる記事については、以下からどうぞ。
[REFLEC BEAT] 整理譜面動画の再現法・仕組み – yuisin

目次

譜面動画

今回作成したのは、ワンダークエストのボス、Chronoxia。
まだまだgroovin稼働初期のためか、難関と言う感じではないですね。


http://youtu.be/sU7h31c8QPo

groovin用譜面再現

結論から言うと、圧倒的にラインとオブジェクトの数が足りません
今回こそほぼ上手くいったものの、複雑なロング絡みや大量同時押しが来ると、再現できずに妥協することになりそうです。

通常オブジェ、通常3TOP

▼Tapの↓→を通常に、↑←をTOPに配置。これは今まで通り。
 ちなみに、VOと見分けやすくするため、通常オブジェを「金オブジェ」に差し替えました。
140615_Tap.jpg

VO

全方向のLiftに、ヴァーティカルを配置
140615_Lift.jpg
EXTRAな通常オブジェを全解除したことで、
5個以上の通常オブジェクトの同時押しに対応できなくなりました
(以前は↑←のLiftに通常オブジェを配置することで、8個の同時押しまで再現可能)
ちなみに本家リフレクのヴァーティカルは7ライン。
そのため、このように全方向をVOに対応させていれば、VOは全て再現可能です。
…が、VOのためにLift全てを犠牲にするほどの価値があるかというと、正直微妙です。
再現性は多少無視して、Lift←は通常オブジェを配置するかなあ…。
(こうすれば、6個までの通常同時押しに対応できる)

通常ロング、3TOPロング

▼Holdの↓→を通常に、↑←をTOPに配置。
 以前の記事で「めんどくさい」とか言ってた修正を入れました。
140615_Hold.jpg

VOのロング、EXTRAな通常ロング

▼Rollの↓↑→をVOロングに配置。
140615_Roll.jpg
ただし、今までの経験上、さすがに左端はLO専用のラインにしたかったので、Roll←はVOとせず、通常ロングを配置しました。
1本までのロングは、原則として全てここのラインを使用します。
ここで、「通常のロングは最大で6本」「VOのロングは最大で6本」という縛りが付きます。
なお、動画を見て気付いた方もいるかもしれませんが、
爆発エフェクトが変な事になっているのは、Rollオブジェクトの仕様です。ご了承ください。
(あ、Roll Explosionをいじればもしかするお解消できるかも)

雑記

実際に譜面を作ってみた感想では、複雑な譜面になると完全な再現はまず無理だろうということ。
10+にありがちな、5本以上の大量のロングとか、複数のロングを押しながらオブジェをいろいろ処理する、という配置に加え、
ヴァーティカルがこれと複雑に絡み合うと、もうアウト。
具体的には、片手で3つ押しながら残りを処理する「FLOWER[Special]」が結構きびしい予感してます。
ちなみに、今回のChronoxiaにも1つだけ妥協ポイントがあり、
▼左端にVOのロングが置けない
140615_chro_volong.jpg
左端のロング部は「Hold:3TOPロング」「Roll:通常ロング」となっていて、ヴァーティカルの入る余地がありません。
ここはさほど問題ないと判断して、そのまま通常オブジェで代用しました。

もう一つの妥協:Mine

StepManiaのオブジェクトの中で、Tap、Lift、Fakeは使用しましたが、まだMineは未使用のまま残っています。
このMineにVOを割り当てれば、見かけ上は完璧に再現できそうな気がしますね。
Mineを使うデメリットとしては、以下が挙げられます。
・爆発エフェクトが無い(これは妥協すればおk)
・Mineはクラップ音が鳴らない。別途、後付けする必要がある(←多少めんどくさい)
ロングオブジェクトの解決にならない (←最重要)
音分け動画を作成をする前提であれば、どうせサウンド部は後付で作成するので全く影響はありません。
…が、Chronoxiaや以前の「炎龍とレーヴァテイン」のように音分けをしない場合だと、
ちょっと面倒臭いことになりそうなので、Mineの利用は躊躇しています。
で、一番アレなのが、Mineを使ったところで「結局ロングのライン不足は補えない」ということ。
Hold、Rollの2種類で、通常ロング(最大6本)、3TOP(最大3本)、VOロング(最大7か所)を対応させないといけないからねえ。
ステマニに第3のロングさえあれば同じように解決できるのに…。
せめて1P/2Pで違うグラフィックを使う、とかが出来れば多少はマシになるのになあ。
(たとえば、現状では 1P←の3TOPと3TOPロング は確実に使われず、無駄になっている)

今後の対応について

今後リフレクの譜面を作るとすると、対応策はこのへん。
【曲・譜面に応じて、適宜スキンを編集する】
 面倒だけど、その曲に応じてスキンを編集することで対応するというもの。
 たとえばVOのロングが無ければ、その分を通常ロングへ割り振る、など。
【VOの再現は完全無視して動画を作る】
 もうVOの再現自体をあきらめ、全部通常オブジェにしちゃえ、という半ば暴力的な方法。
 現実逃避も甚だしいですが、意外と有効な方法かもしれません。
 どうせ整理譜面上は、VOと通常オブジェの違いは見た目だけなんだし。
うん、どう見ても後者が変に悩まずに楽に譜面を作れそうだ。
…え? ステマニなんか使わずに他のツールを使ってみろって?(∩゚д゚)アーアーきこえなーい

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